神石牛プロジェクト

牛肉業界の常識を変える! MSERRNTの神石牛プロジェクトに かける思い。

MSERRNTでは、東京都内に神石高原町の誇るブランド牛「神石牛」が食べられる焼肉店のオープンをすすめ居ています。しかも、焼肉店を運営するだけではありません。MSERRNTが神石牛の生産も行い、直接仕入れます。

MSERRNTは「繁殖・肥育から提供まで一貫体制」で神石牛の問題点を解決し、神石牛の魅力をより多くの方々に広める取り組みに力を入れています。

神石牛を取り巻く現状

私たちは現状の神石牛を取り巻く環境には、大きく3つの問題点があると考えています。

問題点 1生産農家の現状

生産農家の現状
  • 利益が出にくい仕組み
  • 売り先が少ない

現在、生産農家での牛の肥育は、28〜30か月ほどかけて行われます。
しかし牛を売りに出すとき、育てたのにかかった原価と同じくらいの価格でしか売れません。
ですから、利益が出にくい仕組みになっているのです。
また、売り先が少ないという問題もあります。売り先が少ないから、牛をたくさん育てられないのです。

牛の肥育から提供までは、役割分担があります。
仔牛を産ませて育てて仔牛の競りに出荷する「繁殖農家」、競りで仔牛を飼って育てて食肉とする「肥育農家」です。

これは、売り先が少ないというリスクの分散のために考えられたものです。
しかし農家が分散することでコストがかかり、結果として肉の価格が高くなります。

問題点 2流通ルートの現状

流通ルートの現状
  • 中間業者が多いため、消費者の購入する肉の価格が高くなる

神石牛が食肉になったあと、それを運搬したり卸したりするために、消費者の手元に届くまでにいろいろな流通業者が入ります。
そのため運送料や手数料などがかかり、お肉の価格が高くなるのが現状です。

問題点 3後継者不足

規模別戸数の推移
肉用牛経営からの離脱要因
  • 生産者の高齢化による後継者不足

神石牛の生産者が高齢化し、後継者が不足している現状があります。
そのためこのままでは近い将来、安定的な神石牛の肥育が困難になる可能性があるのです。

神石牛の「一貫生産」と「直接仕入れ」を実現し、 3つの問題を解決!

MSERRNTでは神石牛の焼肉店を開業するにあたり、お客様が気軽に神石牛が食べられるようにしたいという思いがあります。
そこで上記の3つの問題点を解決するため、「神石牛の一貫生産」と「神石牛の直接仕入れ」を実現しました。

神石牛の「一貫生産」と「直接仕入れ」を実現し、3つの問題を解決!

神石牛の一貫生産

本来は繁殖農家と肥育農家に役割分担されている生産農家ですが、繁殖から肥育までをすべて弊社が管理します
2つの農家が1つになるため、かかるコストが削減され、お肉の価格を安くできます。
もともと繁殖・肥育の役割分担は、売り先が少ないというリスクを分散するためのもの。

しかし、MSERRNTが焼肉店を運営することで売り先が確保されるため、売り先がないかもしれないというリスクを回避できるのです。
生産農家は、安心して牛を育てることだけに集中できます。

神石牛の直接仕入れ

食肉となったあと、卸業者や問屋、さらにその先は販売店・飲食店などに届きます。
それぞれで利益が加算され、さらに運送料や手数料などの経費もかかるため、お肉の価格が高くなります。

しかしMSERRNTで焼肉店を運営すれば、生産者から店へ直に仕入れができるので、生産者と店のあいだの中間業者が省かれるのです。
中間業者がないとお肉の価格を安くでき、神石牛をお手頃な価格で提供できます。

通常、神石牛の仕入れにかかるのは、1頭およそ220万円。
一貫生産と直接仕入れにより、およそ170万円で仕入れができるようになるのです。

また削減できた分は、店でお肉を安く提供できるだけでなく、人件費にもあてられ、よりよい店づくりを実現できます。