神石牛プロジェクト
牛肉業界の常識を変える!
肉牛のサプライチェーンの課題とMSERRNTの取り組み

農家にとって大きな課題が山積みの肉牛業界。
MSERRNTは「生産から提供まで一貫体制」で農家を取り巻くサプライチェーンの問題点を解決し、
神石牛の魅力をより多くの方々に広める取り組みに力を入れています。
肉牛サプライチェーンの課題
現状の肉牛サプライチェーンの中で農家が直面する課題は、大きく2つあると考えています。
課題1農家にとって利益が出にくい仕組み
和牛は農家から出荷されてから、食肉用に加工➡卸し➡小売りといった工程を踏みますが、
中間業者が多いことから消費者が購入する際の価格が高くなる傾向があります。
そのため、末端にいる生産農家は競りで概ね定められた相場により、生産コストと同額程度の価格でしか牛を売ることができません。
なおかつ、出荷までに農家は牛を28~30か月ほど育てますが、
途中で牛が死んだ場合は売上がゼロとなり1頭100万円以上のコストを回収できないというリスクがあります。

課題2後継者不足
生産者の高齢化が進み、後継者が必要な農家が数多くいますが、
安定して利益を得にくい仕組みが一つの足かせとなり、後継者不足が課題となっています。
現に、町内で神石牛を肥育している農家は減少し 現在(令和7年)は5件のみ。
このままでは近い将来、安定的な神石牛の供給が困難になる可能性があるのです。
MSERRNTでは、
農家も生き残れる一気通貫スキームを実現し
問題を解決!
ポイント1販売チャネルの保持と神石牛の直接仕入れ
レストラン等の販売チャネルを持つMSERRNTが農家から直接神石牛を買い取ることで、
相場に左右されない安定した利益を農家に還元することができます。
また、中間業者が入らないことで仕入れコストが下がるため、店頭ではお客様に安く神石牛を提供することができます。

ポイント2前払いによる買取り
通常、生産農家が収入を得るのは出荷後に肉が競りにかけられた後となります。
出荷までの2年以上農家は収益を得られない他、途中で牛が死んだ場合に収益がゼロとなるリスクがあります。
MSERRNTは農家が生産計画を立てた段階で、予め農家が収益を得られるよう話し合った金額を全額前払いで支払うことで、
農家がリスクを気にせず、安定した経営を行えるスキームを構築しています。
その結果、農家は安心して美味しい肉づくりに専念することができるようになるのです。
